レビュー キレイ情報室 2024/12/4 (水) 16:18 かずおいーめい 評価:☆☆☆☆☆☆☆ 『美ST』『VOCE』『美的』にも取り上げられた商品。 厚労省に認可されたシワ改善成分といえば、 「ナイアシンアミド・レチノール・ニールワン」 の3つでしたが、昨年新たに2つ認可されましたね。 そのうちの1つが、VEP-M(dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウムM)。 分かりやすくいえば、ビタミンE誘導体。 1990年代からビタミンEの化粧品配合を研究をし続けてきたメナード独自の成分です。 ビタミンEは、ビタミンの中でも「若返りビタミン」と言われていて、私も普段から毎日錠剤で内服してます。(ビタミンEのサプリ結構あるよー。ビタミンCとあわせて摂取すると効果UP!) 【ビタミンE(VEP-M)の具体的な効果】 肌荒れ防止・活性酸素の除去(抗酸化作用)・水分保持・抗炎症・動脈硬化予防・コレステロール減少 この活性酸素除去ってのが大きい! 活性酸素は、身体の中も外も老化させてくるからです(泣) (活性酸素が増える原因→ストレス・食品添加物・煙草・激しい運動・多量飲酒・紫外線) 美容面での効果が高いとわかりつつも化粧品に配合するのが難しかったビタミンE。 ですが、それを可能にしたのが今回のメナード。 で、VEP-Mを配合した日本初の商品がこのラインズリセットという訳ですね。 中からだけでなく、外からも直接ビタミンEを塗布できるようになった形です。 【使用感】 テクスチャは、THE乳液。 油分多め。 画像は1プッシュの量。 POLA「リンクルショット」等のしっかりめクリーム感とは違い、マッサージが出来そうなほどスルスル広がる乳液の感じ。 かといって、 リサージの「リンクルシューター」みたいな水っぽく薄い感じともまた違います。 コラーゲンの類が3種と多めに配合されてます。 メナードは、部分使いではなく全顔用として開発したみたいで。 私にとっては、この「全顔用」というのが唯一の気がかりです。 特にシワとか気になってない全顔に広げられる濃度レベルより、シワ悩みパーツにピンポイントで効く高濃度な部分用の方が頼もしいんだよなーと。 【他の抗シワ成分と比較】 以下、現品使いした成分含めての感想です。 ■ニールワン(POLA独自) 「リンクルショット」を使っている間、目の下のシワがナント1本増えました。 たまたまかと思ったけど、ナイアシンアミド系にチェンジしたらシワが1本に戻ったので、私にとってニールワンは×でした。 BAシリーズもそうだけど、なぜかPOLAと相性の悪い私です(°°;) ■ナイアシンアミド 配合化粧品が多いので全ては使い切れていませんが、最も効果を感じたのはカネボウ「リンクルリフトセラム」(ナイアシンアミドが高濃度で配合されてます) 口横のマリオネットラインの影をものすごーく気にしていた時期がありました。 が、これを根気よく使ったら、完全になくなってはいないものの写真には写らないレベルまで浅く。 たしかに効果を感じることは出来るけれど、できればもう少し早く効果が出るといいのになあーな惜しい成分です。 ■レチノール(資生堂開発) 効果が出るスピードは一番早いそう。 ですが、扱いがとても難しく気を遣って生活しなければならないのが最大の欠点です。 とにかく紫外線に弱すぎて瞬時に壊れてしまうから、日焼け止めを完璧にぬり続けなければならない。 朝は欠かさず塗ることは出来たとしても、塗り直しを完璧にすることは(私は)できないのよね…… そして、紫外線対策が完璧でないがゆえに起きてしまう問題は、 レチノールをつけていると日焼けしやすくなること(;ω;) それって新たな美白ケアをしなきゃいけなくなるでしょう? つまり、ケアの堂々巡りに。 だから私は却下しました。 (紫外線対策をサボっても問題ないレチノールが出てきたら取り入れるけどね) ■ライスパワーNo.11+ お米を発酵熟成させて作られた成分で、VEP-Mとともに昨年認可された新たなシワ改善成分。 肌に優しい敏感肌さんOKのものだけに、効果も優しめか。 これが話題になったおかげで、同時期に登場したVEP-M(ラインズリセット)が話題になりづらかったんです。 (かわいそうに……メナードさん;ω;) ということで、 新成分VEP-Mに期待してもうしばらく使い続けてみまーす。 1752字。 少しでも参考になりましたら嬉しいです^^ コメント(0) 戻る |